ShopifyでX広告(旧 Twitter Ads)タグを設定する方法
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1.X広告とは?
X広告(旧 Twitter広告)は、短文メッセージを中心とした SNS プラットフォーム “X” 上で配信できる広告メニューです。フォロワー拡大やウェブサイト誘導、アプリインストールなど多様なキャンペーン目的に対応します。
この記事では Shopify + Googleタグマネージャー (GTM) を使って「Add to cart」と「Purchase」の 2 イベントを計測する最小構成を解説します。
2.コンバージョンイベントを作成 (X 管理画面)
- `ads.x.com` にログイン
- [Tools] → [Events Manager] → [Pixel] を開く
- [Create Pixel] → Pixel 名を入力し Pixel ID を控える
- [Add Event]
- イベント名 : Add to cart
- イベント名 : Purchase
※ ~~ユニバーサルウェブサイトタグ (UWT)~~ → **X Pixel** に完全移行しています。旧タグは 2024-10 にサポート終了しました。
3 GTM に X Pixel を設定
2-1 変数の確認
`transaction_id` や `value` など、購入イベントで必要なデータレイヤー変数を用意する。
2-2 タグの作成
- [タグ] → [新規] → [タグタイプを検索]
- X Pixel を選択
- Pixel IDを入力
- イベントタグを 2 つ作成
- タグ名 : X – Add to cart
- タグ名 : X – Purchase
2-3 トリガー設定
- Add to cart : `event = add_to_cart`
- Purchase : `event = purchase`
2-4 公開
- デベロッパーツール等で計測を確認し、本番公開。
3 Shopify での注意点
テーマ直貼りは Shopify Checkout Extensibility の制限により、購入完了ページ(注文ステータスページ)では動作しません。Custom Pixel(お客様イベント) またはサーバーサイド計測を推奨します。
下記のShopifyアプリを利用すれば、Shopify Checkout Extensibilityにも対策されているため、導入に時間をかけずにX広告を利用できます。
まとめ
- 管理画面は **ads.x.com → Tools → Events Manager → Pixel
- X Pixel を発行し、GTM で「Add to cart」「Purchase」の 2 イベントを設定
- 旧 UWT は廃止済み – 必ず新 Pixel を使用
- Shopify では Custom Pixel やサーバーサイド送信で購入完了を確実に計測する
上記の手順で、Shopify ストアでも X広告の成果を正確にトラッキングできます。