ShopifyでSnap PixelをGoogleタグマネージャーで設定する方法

この記事ではSnapchat広告のSnap Pixel(Snapchat Pixel)をGoogleタグマネージャーで設定する方法を紹介しています。

主にShopifyでSnapchat広告をお使いの方向けの記事になりますが、タグマネージャーを利用中の方であれば、同様の方法でPixelの設定を行うことができます。

ShopifyでGoogleタグマネージャーを導入する方法

ShopifyにGoogleタグマネージャーを設置していない方は、以下の記事を参考にGoogleタグマネージャーの設置をお願いします。

ShopifyでGoogleタグマネージャーを10分で設定する方法
この記事ではShopifyでGoogleタグマネージャー(Google Tag Manager, GTM)を10分で設定する方法を2つ紹介します。
1.Shopifyのテーマのコードを編集する方法、2.Shopifyのアプリを利用する方法。注意点としては関係のないコードを編集しないようにお気をつけください。心配な方は2番目の方法であるShopifyアプリの利用をご検討ください。

Snap Pixelコードの作成

どの設定方法でもまずはSnap Pixelコードの作成を行う必要があります。

以下のような流れで作成します。

  • Snapchatアカウントの作成またはログイン
  • 広告アカウントの作成
  • Snapchat Pixelの作成

Snapchatアカウントの作成

Snapchatアカウントをお持ちではない方はこちらにアクセスし、アカウント登録を行う必要があります。

新規登録の方は必須事項を入力し、「Sign Up & Accept」をクリックします。
アカウントをお持ちの方は「Login」をクリックします。

Snapchatアカウント作成画面

広告アカウントの作成

次に表示されるSnapchat Adsの広告アカウント作成画面で以下の項目を入力し、「Next」をクリックします。
基本的に英語名を入力することをオススメします。

  • Business Name:法的な会社名などを入力
  • Business Email:メールアドレスを入力
  • Your Name:ご自身のお名前を入力

Snapchat広告アカウント作成画面1

日本の会社の場合、Countryは「Japan」にします。CurrencyはJPYを選択できないため、「USD」などを選択します。
そして、「Next」をクリックします。

Snapchat広告アカウント作成画面2

Snap Pixelの作成

次に「Event Manager」をクリックします。

Snapchat Event Manager画面

「New Event Source」をクリックし、「Create Snap Pixel」を選択します。

Snapchat新規イベントソース作成

表示されるポップアップ内の「Confirm」をクリックします。

Snapchat Pixel作成確認画面

Set Up Web Eventsの「Pixel Code」を選択し、「Continue」をクリックします。

Snapchat Pixel Code設定画面

以下のような画面が表示されればSnap Pixelの作成が完了しました。
Snap PixelのIDは以下のコードの「XXXXXXXXXX」の部分になります。

snaptr('init', 'XXXXXXXXXX', {

Snapchat Pixel ID確認画面

Snap PixelをShopifyで設定する3つの方法

Snap PixelをGoogleタグマネージャーで設定する際、Shopifyをお使いの方は手動で設定したり、アプリを利用する方法があります。

Snap Pixelに広告費をそれなりに投入する予定がある方はアプリを利用することをオススメします。様々なデータをSnapchatに送ることができ、広告配信の精度やターゲティングに活用することができます。

  1. タグマネージャーで手動設定する方法
  2. Shopifyアプリ「App Unity Tracking - 広告・GA4計測連携」を利用する方法
  3. ShopifyのSnapchatアプリを利用する方法

また、3つ目の方法としてShopifyのSnapchatアプリを利用することもできますが、様々な広告配信サービスを利用されている方はタグマネージャーの利用がオススメです。

Snap Pixelをタグマネージャーで手動設定

タグマネージャーに移動し、タグページで「新規」を選択します。

Googleタグマネージャー新規タグ作成

タグの設定をクリックします。

Googleタグマネージャータグ設定

「コミュニティテンプレートギャラリー」を選択します。

Googleタグマネージャーコミュニティテンプレート

「snapchat」と検索し、「Snapchat 作成者:luritic」を選択します。

Snapchatテンプレート検索結果

「ワークスペースに追加」をクリックします。

ワークスペースに追加

「追加」をクリックします。
Snap Pixelのテンプレートがワークスペースに追加されます。

テンプレート追加完了

次に以下の設定を行い、「保存」をクリックします。

  • タグの名称:Snap Pixel – PageView – All Pages
  • Account ID:Snap PixelのID(先程作成したPixelのID)
  • トリガー:All Pages

Snap PixelのIDは以下のコードの「XXXXXXXXXX」の部分になります。

snaptr('init', 'XXXXXXXXXX', {

Snap Pixel設定画面

右上の公開をクリックし、公開を済ませます。
以上で作業は完了になります。

Googleタグマネージャー公開

App Unity Tracking - 広告・GA4計測連携でSnap Pixelを導入

手動設定ではPageViewイベントを記録する方法を紹介しましたが、App Unity Tracking - 広告・GA4計測連携を利用すると、以下のようなSnap Pixelのタグが自動設定できます。

App Unity TrackingのSnap Pixelイベント一覧

本アプリを利用すると、購入情報(PURCHASEイベント)や商品閲覧情報(VIEW_CONTENT)などをSnapchat広告に送れるようになり、広告配信に活用することができます。

詳細を知りたい方は以下をご覧ください。

App Unity Tracking - 広告・GA4計測連携 Shopify App Store

App Unity Tracking - 広告・GA4計測連携
App Unity Trackingは、Shopifyでのデータ収集とGoogleタグマネージャーの設定を簡単にするアプリです。ShopifyのECサイトのGoogleタグマネージャーの設定を簡略化し、Googleアナリティクスや各広告サービスにおけるデータ収集をサポートします。

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